寒い季節に食べたくなる料理といえば鍋ですよね?
冬のキャンプ飯も、あったかい鍋料理に勝るものはないです!
お鍋は、調理が簡単なわりにバリエーションが豊富!
それに、焦げ付きや油まみれになることもなく、後片付けも楽チン!
この記事では、ソロキャンプで鍋料理をするのに最適なクッカーを紹介します。
OYG! が実際に7年以上使っているものもありますよ。
鍋料理に最適なクッカーの選び方
キャンプ用のクッカーには色々な形状、素材のものがあります。
ここでは、バイクか徒歩のソロキャンプで鍋料理をすることを前提に選んでいきます。
では具体的に見ていきましょう。
形状を選ぶ
ふつうの鍋は煮込み料理にはいいんですが、深すぎて鍋料理には向きません。
鍋料理には、具材が見渡せて、つつき易い、適度な深さのものがいいです。
なので、深さのある大きめのフライパンが鍋をするにはベストなんです。
キャンプ用フライパンは小さめのものが多いです。
鍋料理の場合、具材 + 鍋つゆ なので、つゆが溢れないように大きめを選ぶのがポイント。
素材を選ぶ
フライパンの素材には、鉄、ステンレス、アルミ、チタンなどがあります。
バイクでも歩きの時ほどシビアではないですが、出来るだけ軽量な素材がいいです。
軽量なアルミかチタンのものを選びましょう。
アルミは熱伝導率がよく焦げ付きにいので、フライパンとしても使用するならオススメ。
ただ、他の素材に比べるとへこんだりキズが付きやすく耐久性は低いです。
チタンはとにかく軽くて頑丈なので、登山や歩き旅にも使用するならオススメ。
ただ、熱伝導率が悪く調理に時間がかかるとか、焦げ付きやすいと言われます。
でも、湯を沸かす用途なら拡散型バーナーを使用すれば何の問題もありません。
事実、OYG! のクッカーはシェラカップも含め全部チタンですが、不便を感じたことはありません。
むしろ、トレッキングにも持って行くので軽さと頑丈さは正義だとすら思っています。
焦げ付き防止コーティング
鍋料理でも、チーズを投入したり雑炊をしたりすると焦げ付くことがあります。
焦げ付き防止のコーティングは無いよりはあった方がいいと思います。
ただ、この手のコーティングはすぐに剥げてしまうことが多いです。
まぁ、焼き物ほどの焦げ付きではないのでスポンジで簡単に落とせます。
それほど神経質になることはないと思います。
焦げ付かない鍋と言えば、特殊スリップ加工のスリップメスティンもおすすめです。
鍋料理におすすめのフライパンはコレ!
ソロキャンプで鍋料理をするのに最適なフライパンの条件をまとめると、
軽く、大きく、焦げ付きにくいフライパンということになります。
ということで、以下の条件を満たすフライパンを厳選しました。
・素材がアルミかチタン
・径20cm以上
・焦げ付き防止コーティングあり
【アルミ】エバニュー(EVERNEW)Ultra Light パン#20
超軽量で硬度の高い特殊アルミ板を使用し、従来品より40%以上の軽量化を実現。
内側は高耐久の焦げ付き防止技術であるプラズマコーティング加工。
底面はハニカム状の加工を施し熱伝導率が高い。
●サイズ:内径20×深さ5cm
●質量:175g
●容量:1500ml
●素材:アルミニウム(チタンプラズマ加工)
●内側:プラズマコーティング加工
【アルミ】MSR セラミックフレックススキレット
内側は高温に強く、安全で耐久性に優れるフュージョンセラミックのノンスティック加工。
取っ手は、折り畳みむことも取り外すことも可能。
ただ、取っ手を折りたたんだ状態だとスタッキングしにくいかも。
とにかく見た目がカッコイイ、キャンプギアは見た目も重要ですよね。
●サイズ:径20.4×深さ4.9cm(収納サイズと同値なのでおそらく外径だと思います)
●質量:180g
●容量:非公表
●素材:アルミニウム(Fusion® セラミック加工)
●内側:フュージョンセラミックのノンスティック加工
【アルミ】PRIMUS(プリムス)ライテックセラミックフライパン
外側はハードアノダイズド加工、内側はセラミックコーティング加工。
この製品は特殊加工の品質が高く、ネット上でも評判が良いようです。
他のものに比べてかなり重いですが、フライパンとしての性能も求める方にはオススメです。
また、バーナー上で滑りにくいように底面にはギザギザの加工が施されています。
おしゃれなメッシュの収納袋も付属しています。
●サイズ:内径20×深さ4.7cm
●質量:267g
●容量:非公表
●素材:アルミニウム(ハードアノダイズド加工)
●内側:セラミックコーティング加工
【チタン】 エバニュー(EVERNEW) チタンフライパン20セラミック
エバニューはチタン製のクッカーを世界ではじめて製造したことで知られる日本メーカーです。
チタンクッカーといえばエバニュー! エバニューといえばチタンクッカー!
OYG! が7年以上愛用しているのがコレ。
さすがはチタン、とにかく軽いです!
その上、頑丈で7年使ってもへこみなどは全くありません。
バックパックの隙間にぐいぐい押し込んで持ち運んでますが曲がったりもしてません。
あと、フチが広がっているので〆の麺や雑炊の時も、そのまま食器としても使いやすいです。
●サイズ:径20.5×深さ4cm
●質量:155g
●容量:非公表
●素材:チタニウム(取っ手部シリコンチューブ付き)
●内側:セラミック樹脂コート
【鉄】SOTO(ソト) GORA フライパン22cm
焚き火でも使える堅牢な鉄製フライパン。
条件から外れますが、本格的なスキ焼きをやりたい場合は、鉄製フライパンがいいと思います。
これはさすがに重いですが、バイクなら無理ではないでしょう。
専用の取っ手を別途購入する必要があります。
●サイズ:径24(内径22)×深さ5.2cm
●質量:855g
●容量:非公表
●素材:鉄(シリコンクリア塗装)
●内側:焦げ付き防止コーティングなし
鍋料理する時にあると便利なアイテム
あと、鍋料理するとき便利なアイテムもご紹介します。
フライパンのフタ
フタがあった方がお湯が早く沸くので、時間と燃料を節約できます。
ただ、専用のフタが用意されているフライパンは少ないです。
今回紹介したものでは「エバニュー Ultra Light パン#20」だけです。
専用でないフタはピタッとはこないですが、サイズさえ合えば実用上は問題ありません。
汎用のフタなんかも売られていますので、OYG! はソレを使っています。
アルミ箔をかぶせるという方法でもOKです。
おたま
おたまは、鍋料理には必需品です。
鍋つゆや豆腐をすくうのに無いと困ります。
味噌や酒粕を溶くときにも必要です。
〆のラーメンや雑炊で、レンゲの代わりにもなる便利なアイテムです。
鍋料理をするならぜひ入手していただきたいアイテムです。
トング
肉、魚、コンニャクなどを投入するときに便利です。
生で食べられない食材や匂いのあるものは、食べる箸とは分けた方がよいと思います。
別の箸でもよいですが、トングの方が食材を落としにくいのでアウトドアではオススメです。
シェラカップ
ソロが前提なので鍋から直に食べてもよいですが、取り皿はあった方がいいと思います。
ポン酢、ごまダレ、すき焼きの卵など、付けダレには必須です。
別にシェラカップでなくてもイイですが、キャンプの雰囲気が盛り上がりますよね。
まとめ
今回紹介したものはどれも、ソロキャンプで鍋をするのに最適だと思います。
軽さ、頑丈さ、焦げ付きにくさ、カッコよさ。
煮炊きがメインなのか、焼き物もやりたいのか。
自分の使い方に合ったお気に入りの1枚を選んで、ソロキャンプ鍋を満喫してください。