ドッペルギャンガーのストレージバイクガレージ(Lサイズ)は、総重量(付属品含む)が14.7kgと軽いです。
組み立てた状態でも中へ入ってバンザイするように持ち上げれば女性でも移動できます。
もちろんそれはメリットでもあるんですが、強めの風が吹くと動きまくります。
台風だと吹っ飛んでいっちゃいます。
なのでちゃんと地面に固定しないといけません。
OYG! の場合は地面がコンクリートなので、アンカーボルトで固定しました。
ついでにバイクが倒れないように固定できるフックも地面に設置してみました。
コンクリート床以外への固定方法はこちらの記事をご覧ください。
用意するもの
材料
アンカーボルト:サンコーテクノ オールアンカー C-660
アイナット:TAIYO アイナット 電気 M-6
座付リング:WAKI 座付リング BK-639
工具
コンクリートドリル(6.4mm)
保護メガネ
ビニールテープ
ハサミ
差し金(定規)
ブロア
ハンマー
アンカーボルトは、土台に穴をあけて差し込み、芯を打ち込むと下部が広がって固定される仕組みになっています。
アンカーボルトには、色々なサイズのものがあります。
OYG! が選んだのは、外径6mm 全長60mm 許容荷重 引張1.6kN せん断2.48kN のもの。
許容荷重というのは通常の使い方で掛けてもいい荷重のこと。
1.6kNなら160kgの重さに耐えられるよってことです。
強風対策にはこの程度で十分じゃないでしょうか。
これが抜けたり破損したりするほどの風なら、簡易ガレージ自体がもちませんよね。
コンクリートドリルの径は、アンカーボルトに合ったものを用意する必要があります。
今回使用するアンカーボルトは外径6mmで、適合するドリル径は6.4mmです。
アンカーボルトに巻いてあるテープに書いてありますよ。
アンカーボルトのコンクリートへの設置方法
最初はサドルバンド(パイプ固定金具)などでガッチリ固定することも考えました。
でも、一時的な撤去や移動の際に手で簡単に外せるほうが便利かな。
そう思ったのでアイナットにしてロープで固定することにしました。
あと、吹き込んだ風でバイクが倒れないか心配だったんで、固定用のフックも設置します。
コンクリート床に穴を開ける
この作業では破片や粉じんが飛びますので、必ず保護メガネをしましょう。
マスクもあるといいかもです。
まずはドリルでコンクリート床に穴を開けます。
穴の深さは「アンカーを埋め込む部分の長さ + 外径」以上が必要です。
外径をプラスするのは、芯が飛び出てくる分を考慮する必要があるためです。
例えばこういう感じで42mm埋め込むなら、外径6mmをプラスで48mm以上が必要です。
それより浅いと最後まで芯が打ち込めなかったりするので深めに掘るといいです。
好きなところで埋め込み位置を調整できるので深い分には問題ありません。
ドリルの先から掘りたい長さのところにテープを巻いておきます。
こうするとどこまで掘ったかがわかります。
このとき、ドリルの尖った部分ではなくドリル径の先端から測ります。
ちなみに今回はドリルの刃長が50mm程度だったのでテープは巻かず、それを目安にしました。
ドリルは床面に対して垂直に掘ってください。
ナットや固定物と地面の間にすき間ができてしまうので。
穴が開いたら穴の中にたまった削りカスをブロアで吹き飛ばします。
ブロアがない場合は、ストローなどで息を吹き込む方法もあります。
アンカーボルトを設置
アンカーボルトのナットを埋め込みたい位置に調整して穴に差し込みます。
ハンマーで芯を打ち込みます。
芯が曲がらないように注意して垂直に打ち込んでください。
また、必要以上に打ち込みすぎると割れてしまうので気をつけてください。
こんな感じで固定されます。
あとはアイナットを付ければ完成。
座付リングを固定する場合は位置を決めたら、まず穴を1つ開けます。
そしてそこをアンカーボルトで固定してしまいます。
この状態で他の穴を開けるとズレることなく開けることができます。
設置完了
これでアンカーボルト設置完了です。
アイナットとストレージバイクガレージをビニールロープで縛れば終了です。
アイナットにロープを結んで外側から屋根をこえて反対側のアイナットに結べば、カバーを外側から押さえることもできます。
アンカーボルトの設置位置がバラバラなことに気付きました?
下に鉄筋が埋まっていて途中までしか掘れなかったのでずらしました。
材料はホームセンターで買いましたが、総額2000円程度だったと思います。
ネットだともっと安いかもね。
コンクリート床以外への固定方法はこちらの記事をご覧ください。
ストレージバイクガレージについては以下で詳しく書いてます。