ラーツー・職場・ホテルなどで食べたインスタント麺は残り汁の捨て方に困りますよね?
スープに具材が残っていなくてもシンクやトイレに捨てるのはNGです!
冷めたスープに脂分が白く固まって浮いているのを見たことがあると思います。
流すときは大丈夫に見えても、排水管内で脂分が固まって詰まってしまう恐れがあります。
もちろんアウトドアでその辺に捨てるのは環境汚染になるので絶対にダメ!
この記事では、残り汁を燃えるゴミで捨てることのできる3つの方法を紹介します。
残った汁を燃えるゴミで捨てる3つの処理方法
燃えるゴミで捨てる方法には「固める」・「吸わせる」・「吸わせて固める」があります。
やはり「固める」が後始末のしやすさコスト面からいちばんオススメです。
袋麺の場合でもクッカーを汚さずに残り汁を「固める」裏技もあるのであわせて紹介します。
固める
高吸水性ポリマーで残り汁を固めて捨てる方法です。
ラーメンの残り汁を固める専用のものも売っていますが高いです。
OYG! は、ただの高吸水性ポリマーを買って、こういうボトルに入れて使っています。
※調味料と間違えて使用しない様に気をつけてくださいね。
水であれば1gで300ml以上を吸収しますが、塩分や脂分があると吸水力が落ちます。
残り汁の量や成分によって必要量は変わりますが、固まりにくい場合は量を増やせばOKです。
プレーンなカップヌードルなら8g位入れて10~20秒かき混ぜると、
こんな感じでゼリー状に固まります。
ビニール袋に入れたらカップごと燃えるゴミとしてポイできます。
袋麺の場合は、袋が破れないようにキレイに開けてとっておきます。
この袋に高吸水性ポリマーを20g位入れ、更にビニール袋に入れます。
ここにクッカーの残り汁を注いで10秒くらいやさしくモミモミすれば、
このように固まります。
1回分の価格は、カップヌードルだと8gで17円程度、袋麺だと20gで40円程度です。
※実売価格によって変動するためあくまで目安です。
ラーメンの残り汁を固める専用のものは、1回40円前後と少し高いですが、消臭剤が入っていたり1回分ずつ小分けになっていたり職場などでは重宝すると思います。
吸わせる
不織布シートに残り汁を吸わせて捨てる方法です。
この不織布シートを一度広げてから軽く丸めます。
こいつに徐々に汁を吸わせながら押し込んでいきます。
カップヌードルの場合は、不織布シートを2枚カップに入れれば吸い取れます。
「固める」同様にビニール袋に入れたらカップごと燃えるゴミとしてポイできます。
1回分の価格は、1枚あたり約18円なのでカップヌードルだと約36円です。
※実売価格によって変動するためあくまで目安です。
袋麺の場合は、4~5枚は必要になると思います。
吸わせて固める
高吸水ポリマー内蔵の不織布に残り汁を吸わせて固めて捨てる方法です。
上2つのハイブリッド版ですね。
クッカーに残った汁を吸わせながら拭き取る感じです。
吸い取ったあとは高吸水性ポリマーがしっかりと保水してくれます。
このタイプは試したことがないので何とも言えませんが、こんなのもあるよって事で。
まとめ
どこでも手軽に作れて美味しいインスタントラーメンですが、残り汁の処理に困りますよね。
シンクやトイレに捨てると脂分が固まって排水管を詰まらせる恐れがありNG!
アウトドアで、その辺に捨てるのは環境汚染になるので絶対にダメ!
この記事で紹介した方法でラーメンの残り汁を正しく処理しましょう。