登山やトレッキングでは、普段見ることのできない風景に出会います。
OYG! も、その魅力的な風景を写真に収めるため一眼レフを持って行きます。
でもそれらの風景は、急峻な山道や崖の途中で出くわすことも多いですよね。
なので、普通のストラップで首や肩からカメラをぶら下げていると、
岩にぶつけたり、カメラが揺れてアクティブに動けなかったりします。
かと言って、カメラをバックパックに入れていると、
いちいちバックパックを降ろしてカメラを取り出すのがスーバー面倒くさい。
そこでオススメしたいのがニンジャストラップ&カメラジャケットの組み合わせ。
OYG! は、もう9年も愛用していますが、はっきり言ってコレが答えです。
山に一眼レフを携行する方法
登山やトレッキングにカメラを携行するには、以下を満たす必要があります。
① ブラブラと揺れない。
② サッと取り出せる。
③ カメラを傷つけない。
OYG! などは、ファストトレッキングで時々走るので①は特に重要です。
カメラホルスター
最初に検討したのがこのタイプ。
カメラ剥き出しで胸の位置に固定です。
整備されていない山道では、枝や草がバシバシ当たってくるんでカメラカバーは必須です。
クイックシューでの着脱式なので、カメラカバーをするには工夫が必要です。
また、一点での固定なので走るとけっこう揺れそうです。
アグレッシブに行くには不向きかもってことで、OYG! は断念しました。
とにかくシャッターチャンスを逃したくないって人にはオススメです。
ズームバッグ
OYG! が最初に実戦投入したのがこのタイプ。
チェストアタッチメントとウェストベルトを使用するとお腹の位置に固定できます。
カメラの保護は完璧ですし、なかなか安定していて走ることもできます。
しかし、バッグ自体が重く、かなり嵩張ります。
手を使って登るような岩場などではメチャクチャ邪魔です。
OYG! が購入したのはもっと小さいサイズだけど、それでもアグレッシブに行くには難ありです。
大切なカメラをしっかりと守りつつ、アクティブに行きたいって人にはオススメです。
ニンジャストラップ
コレは長さを瞬時に調節できるストラップです。
キュッと縮めてカメラを体に密着させて固定でき、サッと伸ばせばすぐに撮影できます。
見つけた時は、コレやんか! って思わず声を出してしまいました。
コレにカメラジャケットを組み合わせると、①②③の全てを満たせます。
山の中を走り回りたいって人は、もうコレしかないです。
それでは、次章で詳しく紹介していきますね。
※カメラジャケットはカメラの大きさに合ったサイズを選んで下さい。
ニンジャストラップをおすすめする理由
ニンジャストラップの最大の特徴は、瞬時にストラップを伸縮できること。
キュッと縮めればカメラが邪魔にならず、サッと伸ばせばすぐに撮影できます。
ちなみに OYG! のカメラはニコンD750です。
おすすめ理由① 揺れない!
ストラップをキュッと縮めれば、カメラを体に密着させて固定することができます。
この状態だと、走ってもほとんど揺れません。
それでいて、サッと伸ばせばすぐに撮影できます。
カメラホルスターより早いかもしれません。
おすすめ理由② 邪魔にならない!
そしてニンジャストラップのニンジャたる所以がコレ。
クルッと後に回せば、岩場や人混みでもカメラが邪魔になりません。
このまま自転車やバイクにも乗れます。
クルッと戻してサッと伸ばしてカシャッと撮影。
これならカメラカバーなしでも意外と安心して使えますね。
ただ、山ではバックパックを背負っているので、カメラを完全に後ろへは回せません。
また、人混みでは横や後ろからぶつかってくる奴もいます。
やっぱりカメラカバーは必要ですよね。
おすすめ理由③ カメラの保護はカメラジャケットで決まり!
水に強く伸縮性とクッション性の高いクロロプレンゴムで出来ています。
5mm厚のしっかりしたクッション材が大切なカメラを傷や衝撃から保護します。
それでいて、開閉しやすい面ファスナーなのでカメラを取り出すのも簡単です。
脱落防止用のストラップホールド付きなので外しても落ちません。
山では、突然の雨、朝露、霧などでカメラが濡れることも防いでくれます。
吊り金具あたりが開いているので、さすがにザァーザァー降りは無理ですが。
※カメラジャケットはカメラの大きさに合ったサイズを選んで下さい。
おすすめ理由④普段使いも違和感なし!
ニンジャストラップ&カメラジャケットはシンプルなので街中でも違和感がないです。
しなやかな素材なので着け心地もイイです。
サッとたすき掛けして、パッと出かけられます。
キュッと縮めてカメラを体に密着させておけば、散歩や人混みでも邪魔になりません。
まとめ
耐久性も問題なしです。
9年以上使っていますが、ホツレやヘタリ、色褪せもなく、汚れも目立ちません。
ネット上では「縮めた時にあまるストラップがブラブラしてイヤ」とか見かけます。
でもコレ、OYG! 的には意外でした。
バックパック背負ってる段階でフィッティング用のストラップが山ほどブラブラしてますしね。
余ったストラップはクルクルと丸めてベルクロで留められます。
予め(自分が使う最大の長さに)伸ばした状態でまとめておけば、だいぶんマシになりますよ。
どっちにしても、アグレッシブに一眼レフを持ち歩きたいなら選択の余地なしだと思います。