アウトドア用フライパンには色々な素材のものがあり、自分が使用するシチュエーションにあったものを選ぶ必要があります。
OYG! の場合は以下を想定して選定しました。
・トレッキングや登山でも携帯しやすいもの
・荷物を減らしたいので器としても使いたい
・焼くより、茹でる・煮るが多い
OYG! がソロでのトレッキングやキャンプツーリングで実際に7年使ってみて、自信をもってお勧めできる1枚をご紹介したいと思います。
アウトドア用フライパンの選び方
アウトドア用フライパンには色々な素材のものがあります。
自分が使用するシチュエーションにあったものを選ぶには、それぞれの特徴を見極める必要があります。
素材によるメリットとデメリット
まずは、フライパンの素材によるメリット・デメリットをまとめてみます。
※あくまで一般的な特徴であって、特殊加工などでデメリットを軽減している製品も存在します。
素材によって、熱伝導率、重量、強度、価格などで以下のような特徴があります。

シチュエーションにあった素材を選ぶ
冒頭で述べたシチュエーションから導き出されるポイントは、
・軽量・コンパクトで収納性がいいもの
・器としても利用するのでフチが広がっているもの
・煮炊きがしやすい大きめのもの
となると、こうなります。
チタン製で取っ手が収納できて大き目でフチが広がっているもの。
しかし、この大き目でフチが広がっているという条件にあうものが意外とすくないです。
エバニュー チタンフライパン20セラミック

エバニューはチタン製のクッカーを世界ではじめて製造したことで知られる日本メーカーです。
チタンクッカーといえばエバニュー! エバニューといえばチタンクッカー!
OYG! が選んだのは、エバニュー チタンフライパン20セラミック
スペックはこんな感じ。
●サイズ:径20.5×深さ4cm
●素材:チタニウム(取っ手部シリコンチューブ付き)
●質量:155g
●内側セラミック樹脂コート
チタンフライパン20セラミックを選んだ理由

アウトドア用のフライパンは、スタッキングを考慮してかフチが立っているものがほとんどで、意外と選択肢が少ないです。
チタン製でフチが広がっているものは、これ一択です。
フチが広がっているので、そのまま食器として使っても食べやすい!
あと、とにかく軽い!
そして、とにかく頑丈!
チタンフライパン20セラミックを7年使ってみて

OYG! がソロでのトレッキングとキャンプツーリングで7年間使用してみた感想です。
メリット
とにかく軽くて頑丈!
さすがはチタン! とにかく軽いです。
そのうえ頑丈で7年使ってもへこみなどは全くありません。
バックパックの中のすきまにぐいぐい押し込んで持ち運んだりしてますが、曲がったりもしてません。
側面に折りたためる取っ手がジャマにならない!
取っ手を底面に折りたたむタイプがありますが、OYG! は少しジャマに感じるんですよね。
側面でもジャマじゃね?
フチが垂直のやつはそうかもしれませんが、これはフチが広がっているのでいちばん径がひろい部分からはみ出ないんです。
じゃあ、外れるタイプのがよくね?
OYG! は無くしたり忘れたりするんです……。
フチが広がっているのが使いやすい!
フチが広がっているので、そのまま食器として使っても食べやすいんです!
フライパンをゆすって食材を返したりするのもやりやすい(焦げつきにくいものならね)。
デメリット
焼き物はすこし焦げつきます
内側にセラミックコートが施されていますが、焼き物は焦げつきます。
ただし、アルミでも焦げつかないわけではないです。
あくまで他の素材と比べていくぶん焦げつきやすいというレベルです。
コーティングが剥げやすい
これも他の素材でも同じだと思います。
コーティングは脆いので硬いスポンジでガシガシ洗わない方がいいと思います。
OYG! はコーティングがあっても、どうせ焦げつくんだからとガシガシ洗って使ってますけどね。
それで特に問題なく使えています。
逆に普通にスポンジの硬い側でガシガシ洗うので、汚れとか簡単に落ちますよ。
まとめ
冒頭で述べたシチュエーションから導き出されるポイントは、
・軽量・コンパクトで収納性がいいもの
・器としても利用するのでフチが広がっているもの
・煮炊きがしやすい大きめのもの
これらを満たすのは、チタン製で取っ手が収納できて大き目でフチが広がっているもの。
チタン製でフチが広がっているものは、これ一択です。
食器としても使いやすく、この軽さと頑丈さは神です!
それに、ほかのに比べてデザインも素敵じゃないですか?
OYG! はコーティングしてあってもどうせ焦げつくしと割り切ってガシガシ洗ってるのでコーティングはとっくに剥げちゃってるとおもいます。
それでも、煮炊きでの焦げつきくらいスポンジで簡単に落ちますので、まったく問題もありません。
OYG! のように茹でる・煮るをメインで、歩き旅に持っていくというあなたには超おすすめです。
壊れる気配はまったくないですが、もし壊れたらまた同じのを買います!