靴のニオイの原因は雑菌です。
この雑菌が足の汗や皮脂などを分解することによってニオイが発生します。
雑菌は高温多湿になると増殖して活動が活発になります。
汗の湿気や雨で濡れた靴を乾かさずに放置すると、どんどんニオイが強くなっていきます。
なので、こまめに洗ってしっかり乾燥させることが大切。
でも、通勤通学で同じ靴を履いていたり、梅雨時などはそれも難しいですよね?
OYG! は毎日自転車通勤なので、靴が汗や雨ですぐに臭くなってしまいます。
そこで、アイリスオーヤマの脱臭くつ乾燥機を買ったので効果を検証してみました。
アイリスオーヤマ 脱臭くつ乾燥機 カラリエ SD-C2
先ずは、アイリスオーヤマ 脱臭くつ乾燥機 カラリエの機能と特徴をご紹介します。
軽くコンパクトで下駄箱にも収納できる
製品仕様は以下のとおりです。
サイズ : 幅137×奥行101×高さ289mm
重量 : 約780g
コード長 : 約2.0m
消費電力 : 標準モード215W、革靴モード190W、低騒音モード180W
タイマー : 30・60・120・180分
軽くコンパクトで下駄箱にも収納できます。ちょうど靴一足分ですね。
気になる電気代は、標準モード(215W)で60分使用した場合、約6円です。
(1kWhを26円とした場合)
オゾンの力で99%以上除菌、約90%脱臭
脱臭くつ乾燥機カラリエは、乾燥だけでなく、オゾンで除菌・脱臭もできます。
メーカーHPには、99%以上の菌を除菌、靴に付着したニオイを約90%脱臭とあります。
実は、UV-C除菌ライトも買って試したんですが全く効果なし。
紫外線は除菌はできても、発生してしまったニオイ成分を分解することはできないんです。
オゾンのすごいところは、付着したニオイが脱臭できるということなんです。
3つの動作モードが便利
標準・革靴・低騒音の3つのモードがあります。
靴の種類や状態に合わせて運転モードや時間を設定できます。
運転モード・時間の目安
標準モードは約50℃、革靴モードは約40℃の温風が出ます。
低騒音モードは約40℃で風量が半分程度になるので、時間を長めに設定する必要があります。
靴に合わせて乾かし方いろいろ、2足同時乾燥もできる
靴を玄関に置いたままホースを伸ばしてセットできます。
スタンドを立てても使えます。
ブーツなんかはこんな感じで。
ノズルの先端が二股形状なので2足同時に乾燥することもできます。
下駄箱にだって使えますよ。
ただ、伸ばして使って、終わったらまた縮めて収納するってのはかなり面倒くさいです。
また、蛇腹ホースは伸縮を繰り返すと経年劣化で壊れてしまいそうな印象を持ちました。
なので OYG! は、ホースを伸ばさずスタンドを立てて使っています。
ライディングブーツなんかはこうです。
何度も雨に濡れたままで激クサのスニーカーを脱臭できるのか?
ジテ通で雨に濡れても、なかなか洗うタイミングがなく、干すだけで済ませていたスニーカー。
それを繰り返していたので、天日干しして完全に乾いた状態でも破壊的な臭さです……。
ファブなんちゃらをビチャビチャになるまでスプレーしても文字通り焼け石に水。
UV-C除菌ライトも何度かやってみたけど、前述したように効果なしです……。
果たして、こんなスニーカーの激クサが取れるんでしょうか?
濡れた靴を乾かす場合の効果も検証するため、靴を濡らした状態にして試してみます。
それでは、標準モード120分でオゾン脱臭ONにして検証開始!
……120分後、まずは乾いているかどうかを確認。
ビチャビチャにして水気を拭き取らずにやったせいか、まだわずかに湿っています。
追加で30分やって、完全に乾いた状態になりました。
…さて、ニオイは消えたんでしょうか?
はうあっ! ……クサッ!
ん~少しマシになったかなぁ……まったく変わってない気もする……。
いや待てよ、お相撲さんが10kgや20kgのダイエットをしても気づかないよな……。
では、もう少しハードルを下げて先程の6割くらいの臭さの靴ではどうかな?
この靴も同じ状態で、鼻を近づけるとプ~ンと臭います。
こちらも、ファブなんちゃらやUV-C除菌ライトも試しましたが効果なしのヤツです。
今度は片方だけをやって、やってない方と嗅ぎくらべてみることにします。
…さて、ニオイの方はどうでしょうか?
あ……臭くない! いや、完全ではないけどニオイが取れています!
やってない方と比べるとその差は明らかで、もうほとんど臭わないレベルです。
まとめ
今回は既に臭くなってる靴で試しましたが、かなりの効果が確認できました!
コンパクトなので下駄箱にも収納でき、使い方も簡単なので帰宅時に玄関先で手軽に使えます。
普段から汗や雨で濡れたタイミングで使っていれば、ニオイが発生することもないと思います。
もっと早く買っていれば良かったなぁ。