ロデム
OYG! が新しい相棒につけた愛称です。
獲物を狙う黒ヒョウのような精悍なフォルムに一目惚れしてこいつを選んだんで、そう名付けました。
2018年式 トライアンフ スピードトリプルRS
この記事では OYG! がリターンライダーとなって、14年ぶりに手にした新しい相棒をご紹介したいと思います。
スピードトリプルRSとは
スピードトリプルRS は、イギリスを拠点とするバイクメーカー トライアンフのお家芸ともいえる3気筒エンジンを搭載したスポーツネイキッドバイクです。
実はこのシリーズは「ストリートファイター」という新しいカテゴリーを確立したモデルなんです。
排気量1050cc、水冷4ストローク並列3気筒DOHCエンジン。
最高出力150 PS(110 kW)、最大トルク117 Nm。
アロー製のスポーツサイレンサーが標準装備され、3気筒エンジンが奏でる独特のサウンドをより魅力的なものにしています。
前後ともオーリンズ製サスとブレンボ製ブレーキを標準装備、ピレリ製セミレーシングタイヤを履き、コーナリングABSとコーナリングトラクションコントロールを搭載と、足回りは現在考えられる最高水準のものとなっています。
ボタンを押すだけでエンジン始動やハンドルロックが可能なキーレスイグニッションに、フルカラー液晶パネル、USB給電ポート、オートクルーズコントロールなどのプレミアムなギミックも満載。
まさに、40代少年の心をわしづかみにするモデルとなっています。
動画はこちら
鋭意製作中
スピードトリプルRSを選んだ理由
デザイン至上主義の OYG! としては、まず何をおいてもこの見た目!
高く盛り上がったタンクと、ボリューミーなエンジン。
その間をうねるように走るフレームと、テールまで跳ね上がった二本だしマフラー。
まるで、鍛え上げられた格闘家のボディのように美しく、外車特有の凄味と色気を感じます。
ブレンボ & オーリンズの黄金コンビ、片持ち式スイングアームやカーボンパーツなどなど、高級感も申し分ない。
もちろん、性能面もオヤジの手には持て余すほど。
あとはバイク選び中に虜になった、3気筒エンジンのトルクフルかつスムーズでリニアな乗り味と、独特のエンジン音と排気音。
2018年式のスピードトリプルRSは、アローサイレンサーが標準装備され、なかなかイカツい音を奏でます。
でも車検対応なので、うるさすぎることはありません。
① オヤジなので、シンプルで取り回しのいいものがいい。
② でも、やんちゃなオヤジはスーパースポーツにもあこがれる。
③ それでいて、大人っぽい迫力や高級感もほしい。
そんな OYG! のトリプルな要求を満たすバイク。
トライアンフの軽快でワイルドでゴージャスなストリートファイターという選択。
オヤジの所有欲を満たし、優越感にもひたれる、スーパートリプルなバイクだと思います!
和製イーサンハントと呼ばれる(夢をよくみる) OYG! にぴったりなマシンで、 これを選ばない理由がありません!
実際の感想
ただのオヤジリターンライダーなので、専門的なことはモータージャーナリストなどにまかせますが、OYG! が感じた魅力を書いてみます。
見た目
とにかく、見とれてしまうくらい格好いい! そしてセクシー!
大雨の休日には、車庫にとめたロデムを眺めながら、ウイスキーをロックでやるときすらあります。
ほんとは部屋に飾りたいくらいです。
乗ってみて
キーはカバンに入れたままで、始動ボタンを押すと、
フルカラー液晶パネルにトライアンフのロゴと『 SPEED TRIPLE RS 』の文字が浮かび上がる。
否が応にも気持ちが高揚する。
セルをまわすと、キュルキュルキュルキュル……
パフォーン!ボボボボボボボボボボボボボボボボ!!
エンジンを始動した瞬間『お呼びでしょうかご主人様』とでも言わんばかりに、アローサウンドが響きわたります。
OYG! は、儀式にも似たこの瞬間がいちばん好きかもしれません。
停車時や低速域でのギュルギュルというトリプルエンジン特有のサウンドから、回転数が上がっていくにつれ激しさを増す、ハア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!というハスキーな咆哮!
信号待ちなんかのストップ&ゴーすら楽しくてたまらない。
3気筒エンジンのトルクフルかつスムーズでリニアな乗り味と、独特のエンジン音と排気音のとりこになりました。
予想外に燃費がいい
大排気量なうえにライトウェイトなので、あまり回転数を上げなくても楽勝でツーリングできます。
具体的な燃費などは別の記事で書こうと思いますが、ハア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!とやりたいのを我慢してエコ運転すれば、25km/L 近くいってる感じです。
まぁ、バイクのガソリン代なんてたかがしれてるんで、やっちゃってますけどね。
上で書いたように25km/Lも不可能ではないんですが、1年以上乗って、超安全運転のツレとロンツーにいった1回だけですな。
やっぱこのアローサウンドと3気筒のハスキーな咆哮……とても我慢などできません……。
関連記事:スピードトリプルRSでソロキャンプに行くと燃費はどれくらい?
まとめ
・めっちゃ見られます!
とにかく、めちゃくちゃ見られます。
ライダーからは興味津々。
バイクに乗りそうもないおじさんや、おねぇさんや、子供なんかも、なんか変わったバイクだなぁみたいにジーっと見てきます。
特におねぇさんに見られてる時は、ハア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!をやっちゃいます!
ただ、バイクを止めてヘルメットを脱ぐときは勇気がいります。
「なんや、オッサンかい!」みたいなね……
・オヤジに翼を与えてくれた!
翼なら本当はロプロスなんでしょうが、間違いなくロデムは OYG! に翼を与えてくれました。
街乗りからロングツーリングまで、どこでも、どこまででもオヤジを運んでくれます。
・ロデムは最高の相棒!
低速から高速までパワフルかつスムーズに加速し、乗り心地もいい!
低速でも高速でもオヤジ心をくすぐる官能的なコドーとサウンド!
マッチョでゴージャス、それでいてセクシーな佇まい!
トライアンフ スピードトリプルRS
最高の相棒にめぐりあえました!